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保坂修平 美術館朝ジャズコンサートレポート


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10月30日(水)は、ジャズピアニストの保坂修平さんをお招きして、美術館ジャズコンサートが行われました!

 

お天気に恵まれ、午前中の開催でした。

開演前は、皆様ホットドリンクをいただきながら、紅葉が始まった静かな庭でお話したり、館内で企画展鑑賞をされたりと、寛がれていました。

東欧美術に囲まれながらのコンサート。親しみのある映画音楽や賛美歌から保坂さんのオリジナル曲まで、美しく軽快なリズムを、皆様それぞれの思い出やイメージに重ね合わせながら、ごゆっくり楽しまれたご様子でした。

 

お客様からお寄せいただいた、ご感想を紹介いたします。

 

【お客様の声】

・奏者のピアニスト・保坂さんの大ファンで、CDも何枚か持っていたため、この日を楽しみに、母と参加させていただきました。 絵に囲まれながら、おいしいなしジュース(ホットだったので体が温まりました。)を片手に、映画音楽から美しいオリジナル曲までたっぷりと1時間堪能でできました。 保坂さんのお人柄があふれた演奏、そしてトーク。どちらもとても素晴らしかったです。 印象に残ったのは「離れ離れのあなたへ」と「レクイエム・シベリア」。前者はコロナ禍に聞き入った大作夜想曲集から。 後者はとても長い曲なのは知っていましたが、実際に聞くとあっという間でした。 圧倒され、聞いたあとしばらく心臓がバクバクしていました。 アンコールでは一緒に来た母も大好きな2曲、ネッラファンタジアとアメイジンググレイスを聞くことができ大満足。 皆さんも聞き入っていました。 スタッフの皆さんも温かく、保坂さんのトークに時に笑いが起こったりと、会場の雰囲気もとても良かったです。 またこの様な機会があったらぜひ参加したいと思います。 今日はありがとうございました。

 

・オリジナル曲が素敵で、CDを買えてとてもよかったです。お話されていた映画を見ます。

 

・ピアノは生き物!といった印象を受け、感動しました。

 

・懐かしい曲があって嬉しかったです!特に「オーバーザレインボー」。

 

・良い時間をありがとうございます。 音色が素敵でした。情景が目の前にあるようでした。また、ご家族の事を思いながら作られた曲に、お人柄を感じました。

 

・ 「レクイエム・シベリア」、父のシベリア抑留4年間、厳しい労働、寒さの中無事生きて帰ってきた時の嬉しさ喜び、母の安堵を思い出し涙が………。  とっても良いコンサートありがとうございました。

 

・姪と参加しました。ピアノ演奏会はとても良かったです。姪も久しぶりに生のピアノを聞いて喜んでいました。保坂さん作曲のレクイエム・シベリアの曲に昔の事を思い出した!と言ってました。 小さい時に自転車に乗って牛乳配達していたおじさんがシベリアで(戦争で)の話を聞いた事を思い出したと言ってました。 私も保坂さんのピアノ音色が優しく心に響いて来ました。姪との思いもよらない時間でした。感謝です。ありがとうございました。

 

保坂修平さん、ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

演奏後、CD販売は、数珠つなぎの長蛇の列。皆様すぐにはお帰りにならず、奏者の保坂修平さんと歓談されたり、喫茶を楽しんだり、美術鑑賞されたりと、ゆっくりと過ごされ、良い会だったことを物語っていました。

スタッフも皆、嬉しいひと時で感無量でした。

 

今後も美術館と音楽のコラボコンサートをはじめ、様々な企画やイベントをご用意しております。

美術館ホームページ、公式SNS(Instagram、Facebook)にて情報発信予定です。どうぞお楽しみに!